祥雲龍翔


明けましておめでとうございます。

今日もたくさんのみなさんから年賀状をいただきました。いつもの悪い習慣で、年賀状は新年から作るので、みなさんに大変失礼を繰り返しております。申し訳ありません。ここで、一足早く、今年の年賀状のデザインのご紹介。

この龍、可愛いでしょう。なぜこのようなデザインに? これは我が家の床の間に今飾ってある、建仁寺の「龍図」と、ムーミンカレンダーのイラストが合体したものなのです。たまたま目の前にあったふたつを参考にさせていただいたのです。構図は建仁寺の龍。雰囲気と色彩はムーミン谷です。

ところで今、「フランクリン自伝」を読んでいます。巻末に、1957年にフランクリンが書いた「富に至る道」という小文がついています。これは、フランクリンが生涯の最後に発行した、カレンダーに着いていた文章です。それまで、フランクリンが刊行した暦には「貧乏なリチャードの格言」というものが着いていたのですが、これは、それらを集大成したものです。特に、倹約と勤勉によって、こつこつと人生を成功へと導くための知恵が書かれています。それは、こんな感じです。耳がいたいものばかりだ〜。

「勤勉な者には、神、何物も惜しみ給わず」

「時間の浪費こそ、一番の贅沢」

「時間の失せものは、間違っても見つかるためしなし」

「ものぐさは、錆と同じで、労働よりもかえって消耗を早める。一方、使っている鍵は、いつも光っている」

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フランクリン著 [ 富に至る道 ]より